「TEA(複線径路等至性アプローチ)と質的探究」既刊

第2巻第2号 2024/8/26刊行

  • 龔 佳奕

    在日中国人看護師の職業的アイデンティティの形成過程 ――TEA と LPP による検討  p79-98 【PDF】

  • 中園 佐恵子

    複線径路等至性アプローチによる大学生の自伝的推論の詳細な過程の検討 p99-115 【PDF】

  • 小山 多三代・安田 裕子

    日本語学習意欲と学習行動の乖離の広がりの様相 ――バングラデシュ IT 人材の語りをもとに p116-130 【PDF】

  • 樋口 知比呂

    従業員エンゲージメントのESG投資プロセスにおける影響 ――情報開示の視点と複線径路・等至性アプローチ(Trajectory Equifinality Approach: TEA)による分析 p131-155 【PDF】

  • 上川 多恵子・宮下 太陽・安田 裕子・サトウ タツヤ

    共食を通じた結婚初期夫婦の関係構築過程――TEM のイマジネーションモデルを用いた一考察 p156-177 【PDF】

  • 稲田 栄一

    セカンドキャリアとしての日本語教師の人生径路とビリーフ形成 p178-201 【PDF】

  • 若松美沙・境太一朗・隂菜穂子・若松昭彦

    当番・係活動における小学校低学年と高学年のエンゲージメントの多様性を描く p202-219 【PDF】

第2巻第1号 2024/7/22刊行

  • 林直哉・岡野昇・加納岳拓

    教職大学院現職教員間の協働的な省察的実践プロセス ――授業者と観察者の二者間の関係性に着目して  p1-16 【PDF】

  • 宮城貴子・安田裕子

    日本のホスピタリティ産業における外国人材の自己概念の変容プロセス ――沖縄の外国人材4 名の事例分析 p17-38 【PDF】

  • 白崎 知美

    小児医療における治療拒否の自己決定に関わる家族や医療者の苦悩や葛藤と相互理解 ――TEM 図と TLMG による分析を手掛かりに p39-56 【PDF】

  • 井筒 琴子

    大学で日本語教師養成課程修了後,新卒で日本語教師を選択した人のライフステージの移行期に着目したキャリア発達とキャリア観の変容 p57-78 【PDF】

第1巻第2号 2023/11/15刊行

  • ウォーカー泉

    高度外国人材の日本語習得プロセス ――TEAによるシンガポールの日本語非専攻大卒生の事例研究  p76-96 【PDF】

  • 大村 拓史・貞松 成・中坪 史典

    保護者が保育所等訪問支援を依頼するまでのプロセス ――複線径路等至性モデリング(TEM)を用いて  p97-115 【PDF】

第1巻第1号 2023/09/9刊行

  • 安田裕子

    創刊の辞 時間の持続とともに 【PDF】

  • 豊田香・卒田卓也

    「単方向TEA」から「双方向TEA」を開発する試み ――不登校経験家族を事例として p1-19 【PDF】

  • 小山多三代・土元哲平

    複線径路等至性アプローチにおける「拡張版・歴史的構造化ご招待」の提案 ――エドワード・ハレット・カーの歴史哲学とヤーン・ヴァルシナーの文化心理学を 手掛かりとして p20-32 【PDF】

  • 中野祥子

    在日ムスリム留学生のヒジャーブ着脱行為をめぐる価値の変容過程 ――TEAによる3 名の事例分析 p33-54 【PDF】

  • 水島亜美・東田明希子

    大学で日本語を教えながら地域日本語ボランティアに参加する日本語教師のキャリア形成 ――大学教員とボランティア支援者としての径路を重ねた分析 p55-75 【PDF】

機関誌『TEAと質的探究』の第3巻は2024年度末(2025年3月)に発刊予定です。投稿は随時受け付けていますが、第4巻に掲載を希望する方は、2025年8月15日までにご投稿ください。

本誌掲載論文の転載について:著者本人による著作物またはその一部であり、初出を明確に表示し、かつ本誌による公衆送信を妨げないう条件をみたせば、本誌に掲載されたものを他の媒体で公表してもかまいません(条件を満たしている限り、本誌に対して許諾を求める必要はありません)。

  1. 原稿作成全般に関する注意事項
    1. 1.1 書式
      • 原稿は指定のテンプレートを用いて作成する。
      • テンプレートの書式設定はA4,縦置き,横書きとする。上・下・左・右の余白設定は,各3cm、原稿の字数は1ページ1,120字(32字×35行)とする。図表の文字は8ポイント以上とし、本文に含めるものとする。なお、TEAの性質に照らして新しい図の表現を提案することは歓迎される。
        書式について、以下で明記されていないことについては、当面のあいだ『質的心理学研究』「投稿論文原稿作成のための手引き」最新版に準拠することとする。
        投稿論文原稿作成のための手引き PDF
    1. 1.2 原稿の分量

      論文の構成は、表題,要約,キーワード,本文,注記,付記,引用文献であり、その分量は400字詰め原稿用紙で10枚から100枚まで(上記フォーマットで約4枚から36枚まで)である。図表に関してはどのようなものであってもフォーマット1枚分として換算する。ウェブサイトから『TEAと質的探究』書式をダウンロードして用いること。なお、投稿時には英語要約は不要である。また、構成については標準以外の方法を追求することを妨げない。

      ・参考『質的心理学研究』『質的心理学フォーラム』共通 図表の作り方・文献引用の仕方
      図表の作り方・文献引用の仕方 PDF

    1. 1.3 著者名と所属 (投稿時の原稿には記載しない)
      • 著者名と所属は、日本語表記と英語表記を併記する。
      • 複数の所属をもつ場合,2つまで許容する。他の所属先も記載したい場合には,注記の形をとる。
      • 大学に所属する場合には,原則として所属の学部または研究科まで記載する。研究所など大学以外の機関の場合には機関名を書き,部局名等を入れる かどうかは各自の判断に任せる。
    1. 1.4 論文題
      • 論文題は日本語と英語それぞれ必要である。副題をつける場合には,本題の後に“――”(2角続きのダッシュ)を書き,その後に副題を続ける。
      • 英語の論文題は,最初の単語で語頭を大文字にするほか,前置詞,冠詞,接続詞を除いてすべての単語において語頭を大文字にする。また,副題は本 題の後に“:”を書いて続け,副題の最初の単語も語頭を大文字にする。【例】Jaan Valsiner in Japan: The Trajectory Equifinality Approach (TEA)
    1. 1.5 要約 (投稿時に英語要約は不要である)
      • 要約は本文全体の概要を簡潔に記述したものであり,日本語要約と英語要約が必要である。日本語要約の長さは400字?600字とし,英語要約の長さは100?175語とする。原則として改行はせず,文献の引用もしない。
      • 日本語要約と英語要約それぞれのあとに,改行してから5語以内のキーワードをつける。固有名詞を除き,語頭は小文字とする。キーワードは論文検索において利用されるものなので,あまりに長いフレーズや特殊な単語は避けること。なお,キーワードは要約のなかにも含まれていることが望ましい。
      • 英文要約については,投稿時の提出は不要である。論文が掲載可となった場合,最終稿の提出の前に,英文校閲の専門家による校閲を行いその旨を証 明する書類(校閲時や料金請求時のメールなど)と共に提出すること。
    1. 1.6 見出し
      • 見出しは最大で,節見出し,大見出し,中見出し,小見出しの4レベルを使うことができる。いずれも太字(ボールド)を用いる。
      • 『質的心理学研究』「投稿論文原稿作成のための手引き」最新版に従うこと
    1. 1.7 注記と付記
      • 注記の数は最小限にとどめる。
      • 注記を使用する場合は,該当箇所の右肩に上つきの小文字で,“1)”,“2)”.... のような通し番号をつけ,その内容を1つずつ改行しながら別紙にまとめて書く。
      • 付記の内容は項目ごとに改行しながら1枚の別紙にまとめて書く。
    1. 1.8 原稿作成時の注意
      • 論文原稿のファイルは,以下の形で作成する。表題,要約,キーワード,本文,注記,付記,引用文献の順に,それぞれの間を一行ずつあけて記載す る。図表は本文に含めて原稿を作成する。ただし、掲載後にウェブで論文を公開するときの編集用に図のみの提出を求めることがある。
      • 投稿時の原稿には,著者名,所属を記さない。倫理審査委員会の承認を得た旨を記載する際にも所属名等は伏字にするなど工夫する。
      • 引用文献のスタイルは、当面のあいだ『質的心理学研究』「投稿論文原稿作成のための手引き」最新版に従うものとする。
      • 謝辞は掲載が決定してから最終原稿のみに記す。
      • 原稿の右上に、通しのページ番号をつける。
    1. 1.9 倫理面の配慮等
      • 投稿論文は研究者倫理に抵触してはならない。投稿者は,論文の内容および研究手続き,公表の仕方において,人権の尊重と福祉に十分配慮しなけれ ばならない。
      • 著作権や肖像権に関して十分配慮し、事例研究についてはプライバシーの保護にも留意すること。
    1. 1.10 その他
      • なし
  2. 電子投稿の手続き
    1. 2.1 初回論文投稿の準備

      第一著者は,本学会の会員に限る(当該年度の会費を支払っている必要がある)。
      以下のa,b,c3つのファイルをメールにて送付する。

      • 投稿用論文原稿を準備する(指定のテンプレートを利用すること)。論文原稿は,表題,要約,キーワード,本文,注,引用,文献,図表を1つのファイ ルにまとめる。
        投稿者の推定が不可能なように投稿者氏名や謝辞の記述はもちろんのこと倫理委員会などについて記述するときに固有名詞等を慎重に匿名化すること。英文アブストラクトは初回投稿時につけなくてよい。
      • 指定の添え状所定欄に、著者名、所属機関、会員番号、連絡先などを入力する。記入欄が足りない場合は、著者名と所属を増やす。
      • 記述や資料が一部重複している既刊の論文や公刊予定・投稿中の論文がある場合には,PDFファイルにする。
    1. 2.2 査読後の修正原稿の投稿

      査読結果を参照し、必要な修正を施した上で修正対照表をつけて投稿する。なお、全ての修正要求に応じる必要はないが、修正に応じない場合にはその理由を丁寧に説明すること。基本的に初回原稿と同じく固有名詞等については慎重に匿名化すること。

    1. 2.3 査読終了後の完成原稿の投稿

      査読過程を経て掲載が決定した場合には、改めて完成原稿を送付する。完成原稿とは投稿時に匿名化した情報などが明示されているものである。図表は本文に含むが、図表のみをまとめた圧縮ファイルも送付すること。

投稿の際には、『TEAと質的探究』投稿論文原稿作成のための手引きをご覧の上、下記のテンプレート等を利用し、下記のメールアドレスにご投稿ください。ただし、ファイル名は、論文タイトルの略称にし、投稿者名がわからないようにしてください。