お知らせ

2026年3月4日

Webサイトが公開されました。

第5回大会のご挨拶

TEAをはじめとする質的探究の意義は、統計データだけでは捉えにくい、一人ひとりの経験の背後にある文脈や意味を丁寧に明らかにできる点にあります。

では、そこで得られた知見を、私たちは社会の中でどのように活かし、誰にどのような形で手渡していくことができるでしょうか。本大会では「TEAで、価値を社会へ届ける」をテーマに掲げ、研究の視線をあらためて社会という「外」に向ける場にしたいと考えています。

ここでいう「価値を社会へ届ける」とは、質的探究から生まれた成果を、教育・臨床・組織・ビジネスなどの現場で実際の判断や行為に結びつけ、人や組織がよりよく生き、学び、働けるようにする変化につなげていく営みを指しています。 探究によって生まれた知をどのように育み、社会で活かしていくのか。その可能性を皆さまとともに考えたいと思います。その際には、分野ごとの知を持ち寄り、それらを社会のどの領域や実践に結びつけ、どのように広げていくのかを構想する「知を経営する」という視点が重要になるのではないでしょうか。
本大会が、皆さまにとってご自身の研究の社会的な意味をあらためて見つめ直し、それを社会へ届ける具体的な方法や協働の仲間を見いだす機会となることを願っています。多様な領域で探究に取り組む皆さまの知が交差し、新たな連携が生まれる大会となれば幸いです。

 

TEAと質的探究学会 第5回大会実行委員長
小菅竜介(立命館大学大学院経営管理研究科)